GoBlu International Ltd.は、ブランドレベル、サプライチェーンレベル、コミュニケーションレベルの様々なサービスを提供し、国際的なファッション・繊維ブランドや小売業者の持続可能性についての目標達成を支援しています。BHive®はGoBluのデジタル化学物質管理プラットフォームで、製造工場は製品ラベルをスマートフォンで撮影するだけで、どの化学製品がエコテックス・エコ・パスポート認証など、多くのブランドや小売業者が求めるサステナビリティ要件に適合しているかを瞬時に特定できます。さらにBHive®は、関連するSTeP要求事項とも同期しています。このプラットフォームにより、企業はビジネスパートナーや利害関係者とデータを共有でき、その結果、ブランドや 小売業者の顧客は、グローバルなサプライチェーンで使用される化学物質の全容を把握することが可能になります。化学物質管理のデジタル化を通じて、BHive®は繊維産業における透明性と持続可能な化学物質の使用を促進します。
Open Apparel Registry(OAR:アパレル公開登録)でサプライチェーンのデータをオープンにすることで、すべてのステークホルダーに利益をもたらします。乱雑で一貫性のないデータを構造化されたデータセットに変換し、オープンデータライセンスの下ですべてのステークホルダーが自由に利用可能となります。よりクリーンで構造化されたオープンデータへのアクセスは、システム間の相互運用性を高め、生産施設レベルではより効率的で効果的なコラボレーションを可能にします。
OEKO-TEX®(エコテックス®)は、アパレル・サプライチェーンにおけるアクセシビリティ、透明性、コラボレーションを支援し、推進するため、STeP認証工場をアパレル公開登録に推薦しています。
ZDHC財団は、Roadmap to Zero プログラムの実施を監督し、ファッションとフットウェア産業における160以上の協力者からなる世界的なマルチステークホルダー・イニシアチブです。消費者、従業員、環境を守るための改革とベストプラクティスを推進し、持続可能な化学の普及をビジョンに掲げています。ZDHCは、持続可能な化学物質管理への包括的で産業界に特化した実践的なアプローチを推進するために、連携した取組みを行なっています。ZDHCのガイドライン、プラットフォーム、ソリューションは、有害化学物質の排出ゼロに向けて産業全体での大規模な実施を推進しています。
Green Button(グリーンボタン)は、持続可能な方法で生産されたテキスタイルを対象とする、ドイツ政府が運営する認証ラベルで、グローバルなテキスタイルの生産工程において、人と環境を守るための厳しい要件を定めています
特徴:グリーンボタンは、企業のデューデリジェンスプロセスに関する要求事項の中で、企業全体が繊維製品のサプライチェーンにおける人権と環境基準の遵守に責任を負っているかどうかを評価しています。
さらにグリーンボタンでは、持続可能な生産プロセスに関する要求事項を定めており、OEKO-TEX®(エコテックス®)認証ラベルなど、認知度及び信頼性の高い認証ラベルによって検証します。グリーンボタンがユニークなのは、こうした要求事項の組み合わせであり、企業のデューデリジェンスだけでなく、生産工程にも対応している点です。
ドイツ政府が定めたグリーンボタンの要求事項について、独立した認証機関がその適合性を評価します。